よしりん先生の
登場です!!
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寺島実郎が
エネルギー問題での
空気の支配に
警鐘を鳴らしている。
原発ゼロを求める
人々の意思を、
大衆の「世論」と見なし、
同調圧力の「空気」
と言いたいのだろう。
この手の選民意識は、
現在の自称保守の
連中の流行ですらある。
産経・読売新聞に巣食う、
「身過ぎ世過ぎ」で
禄を食む言論人は、
自らを賢者とし、
多数派国民を愚者と見なして、
選民意識に酔いしれる。
その感覚は、自称保守連中から
ネトウヨにまで蔓延する、
最近のトレンドである。
「原発恐い、ゼロにしてくれ」
「たかが電気じゃないか」
この感覚が本当に
「大衆」の「ポピュリズム」だろうか?
わしは全然そうは思わない。
この回答の一端は、
すでに今週の
「小林よしのりライジング」の
『ゴーマニズム宣言』に書いたのだが、
来週あたり、もう一度
深める必要があるかもしれない。
あまりにも馬鹿な知識人が多いから。
「脱原発」に対する立場は、
知識人・言論人の
本質を暴き出す「踏み絵」になる。
自分で言ってしまうが、
この先『脱原発論』の影響が
忽ち現れるような状況にならなくても、
数年先には恐るべき警世の書
として見直されるときが来るだろう。